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新府桃源郷&新府城散策

新府桃源郷

4月の花見と言えば『桜』。
しかし、さる艦長は数年前からこの時期にはぜひとも山梨県の桃の花を見に行きたいと思っていました。
3〜4年前の名古屋出張からの帰り道でのこと。
中央高速で一宮あたりを通過した時に、車中から甲府盆地の丘陵地帯に広がる圧倒的に美しい桃畑の景観に遭遇。

こんな感じの風景

昨年はコロナ禍での自粛期間中だったので断念。
今年こそはと、行くタイミングを見計らっていたのでした。
「コロナ禍はまだ終わってないだろう!?」
というような意見もござろうが、昨年の同時期は緊急事態宣言下。
今年の同時期はそうではない。
「密は避けつつならいいであろう」という判断でごじゃる。

そんなこんなで、今回訪れたのは韮崎市にある新府桃源郷。
千葉県南房総からの情報発信を念頭においたブログなのに、初投稿はまさかの山梨県発…。

4月8日、例年なら山梨県各地にある桃源郷の開花ピーク時期。
しかしながら今年は桜もそうでしたが、桃も開花時期が全体的に早かった。
開花情報を調べると、前日までの段階で笛吹一宮あたりの桃はすで時機を逸してるようでした。
その中で、まだ散り始めでなんとか大丈夫そうだったのが新府桃源郷。
ここは笛吹エリアあたりよりも、例年の開花時期が遅いらしいです。

残念ながら花びらは散っていました。

新府桃源郷風景

それでも部分的には綺麗なところも所々に残っていました。

畑では農家の方が所々で花びらを摘んでいました。
「何をやってるのかな?」と思いましたが、後で調べたら『摘花』と言う作業をしていたようです。
桃の花は、収穫する実の数の30倍~40倍も咲くそうなんですが、花を咲かす養分は、去年の秋に、枝や根に蓄えたものでまかなうそう。
要は、養分の浪費を抑えるために花びらを摘んでいるのですね。

そして、新府城も散策してみました。

新府城本丸跡

もともとが石垣や天守などはない中世スタイルの平山城。
神社などのほか、各郭などの遺構はしっかりと残っていました。
残っていたと言うよりも発掘されたと言う方が正しいのかな?

新府城内は桜の木がたくさんありました。
もちろん、私が行ったときには完全に散っていましたが時期がよければかなり綺麗だと思います。

来年は桃か桜の最盛期にまた来てみようかな…。